20130606 打球おにごっこ

チケットをもらったので野球を観に行った。何年ぶりかしら。ぴったり4時間におよぶ試合。長い。このまったりとした退屈なリズムに耐えられる時間感覚が、日本人にはあるのだな、と再認識した。そして横浜というチームは地元（？）の人たちに愛されているのですね。隣の席には父親と小学校高学年くらいの娘。メガホンを持っていて、相当通い詰めてる感じだった。

試合自体は、ノーアウト満塁で無得点、などチャンスを活かし切れない展開で負けたけど、観客席はギスギスした雰囲気にはならなかった。サッカーと比べて試合数が多いせいもあるのかな。ひとつひとつの勝ち負けに一喜一憂する以上に、年間（あるいは数年間）を通して、ゆるやかに応援する感覚があるのかもしれない。

ところでwikipediaによると、野球の呼称は最初の頃「打球おにごっこ」だったらしい。

今書いている劇評について、担当の某嬢に一読いただく。かなり的確なサジェスチョンをもらったと思う。自分と同じ立場や価値観ではない、という人からの助言はありがたい。