BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

2012-01-01から1年間の記事一覧

2012年の呑み込まれたつぶやき

2012年、twitterの下書きフォルダに入ってたつぶやき未満の言葉たちを公開してみます。特に何の意味もないけど、大掃除的な。なんらかの理由によって非公開にされたものなので、やや不穏当かもしれません。時系列もめちゃくちゃです。 ▼いろんな人と話して…

歴史は繰り返さない

こうして物語が勝手に貼り付けられていく光景を、以前もどこかで目にしたことがある。どこだか忘れてしまったが、紹興酒とビールの匂いだけは微かに覚えている。あるいは餃子の……。それも記憶違いかもしれない。やっぱり恐るべき子供のことはみんな手の内に…

なんでこんなの見たかわからない夢

時代は破滅的な様相を呈していて、人々が次々に石になってしまう世界。すでに身体のあちこちが石化していたわたしは、Pというひとのことが密かに好きだったけれど、PにはQという恋人がいて、ふたりのあいだに入り込む隙はなさそう。そのうちPとQも石になっ…

メモ:幽霊論・序(書きかけ)

*メモ:幽霊論・序(書きかけ) この文章は特にどこかの媒体にきちんと発表しようというアテも今のところないのですが、いくつかの他の原稿や思考のための下準備として必要に思われたので、メモ。ほぼ推敲せずに一筆書きで書きます。てにをはすらヘンかもし…

ブログキャンプ in F/T終幕

*ブログキャンプ in F/T終幕 チューターを務めたブログキャンプ in F/Tが終幕した。一定期間ひとつところに集まって、終わったらパッと解散してそれぞれの日常&リズムに戻っていくこの感じ、わたしは好きだなーと思う。ちょっと「モブ」っぽい。 http://blo…

2012年11月21日、

*ブローティガンの拳銃(6) sons wo:のカゲヤマ気象台くんとのトークが近づいてきました。11月21日(水)19時半から清澄白河のSNACです。1000円、プラス、ワンドリンク。華々しいイベント群真っ盛りのこの時期に、果たしてお客さんが来てくださるのか、と…

ブローティガンの拳銃(5)

*ブローティガンの拳銃(5) ▼今日も彼は稽古場に来なかった、というカゲヤマ気象台先生の呟きを読んで、失踪した俳優について考えてみる。 ▼わたしは「言霊」を信じるタイプで、縁起の悪いことはあまり口にしたくないタチなんだけども、最近、口の悪い友人…

ブローティガンの拳銃(4)

*ブローティガンの拳銃(4) いろいろあって少しやさぐれて、最終的に、いつもの立ち飲み屋に落ち着いた。客は他に誰もいない。中国系なのか韓国系なのか未だ判別がついてない、とにかくいつものややカタコトの店員さんが暇そうにしている。放っておいても…

ブローティガンの拳銃(3)

*ブローティガンの拳銃(3) 10代の頃、わたしは毎日のように雀荘に通っていたので、その時点で法的にはアウトだったし、社会から落ちこぼれた身であり(後年、その時点ではまだ将来の可能性が幾らでも残されていたぶん、そんな落ちこぼれはまだまだ甘ちゃ…

9/6 ブローティガンの拳銃(2)

*ブローティガンの拳銃(2) 11月のカゲヤマ気象台先生とのトーク(http://mourokusyarinjikujaya.tumblr.com/symposium)のことも念頭にあって、ついぽやぽやと考えてしまう。というか、そのためにあえてガードをはずしてしまっている……。これはちょっと危…

9/6 ブローティガンの拳銃(1)

*ブローティガンの拳銃(1) (以下は2012年9月2日の朝にツイッターで呟いたもの) 11/21に、こちらのシンポジウムでカゲヤマ気象台くんと対談します。ブローティガンの『不運な女』を手がかりに。http://mourokusyarinjikujaya.tumblr.com/symposium 記憶…

8/29

*ヴァルネラビリティとその美しさについて 世田谷パブリックシアターで行われた高校生ワークショップについて、簡単に、雑記を残しておきたい。 このワークショップには、プリンちゃんこと、とみやまあゆみが誘ってくれたのだけど、本当に感謝してる。今後…

8/28 

*世界の修繕システム すっかり日記の書けない身体になっていた。この夏は、そうだ、旅をした、しましたね。それなりに夏を満喫して、わりと仕事もしている。特に高校生ワークショップは人生を変えてしまったかもしれないくらいの素晴らしい体験だったなー。…

自由のための工場

*自由のための工場 近頃、作り手(作家、アーティスト)との関係を考えざるをえないことがある。求められればやむなく意見は言うし、求められなくても言いたいことは勝手にしかるべき場所で言うのだが、それが過度に受け止められてしまうような時は一種の恐…

物語について覚え書き

*移設:物語について覚え書き ツイッターに衝動的に書いたけれども、やっぱりどうにもそぐわない感じが否めないので(面倒しか起こらなそうなので)、こちらのほうに移しておきます。それより仕事に集中しなくっちゃ……。以下。 ムムム。やはり、物語云々〜…

辺境にて

*辺境にて これはリアルタイムで書きつけているものではなくて、旅の途中で書いたものだけど、いま、気ままな一人旅をしていて、数日間プラプラしたところでなかなかの、ちょっと驚きの秘境に辿り着いた。日本にもまだこんなところがあるのだなあ。(失礼な…

7/11 横浜という熊の場所について

*横浜という熊の場所について 引っ越しするするー、とか騒いでましたけどもようやく新居も無事に決まりまして、横浜のはずれの小さな小さな町に9月頃から住むことにあいなりました。めでたいことです。だいたい25件くらい実際に歩いて見てまわってピンと来…

6/29 デモの「声」について

*デモの「声」について(2012.6.29) 最初ツイッターについて投稿するつもりで書き始めたのですが、EURO2012の名勝負の最中でもありますので、こちらに書くことにします。あんまりまとまってないし、まとめる時間もないのですが。 「脱原発」あるいは「反原…

6/24

*窃視的日常世界 ネット/サイバー空間というのは、三次元とは異なる回路で人と情報を結びつけるわけですが、それもここまで来たのか、と思える象徴的な出来事があり、まあこんなこと書かなければいいのですが書いてしまうわけです。 ふらっと近所の喫茶店…

6/17

*ナカフラ演劇展!のメモ 最近はすっかりダークサイドに落ち込んだような日記ばかり書いていて、これはこれで一種の滑稽な自己慰撫になってますが(変な趣味だと思ってください……)、今日はナカフラ演劇展を3プログラム一気に観てきて凄く良かったのでそれに…

6/16

*低空飛行 そろそろブログのタイトルを「低空飛行」とかにしようかしらと思うくらいの絶不調ぶりがむしろ楽しくなってきたのだが、おそらく深夜の「ひとりデモ」と称したダンスが祟ったのでしょう。いよいよ身体にガタがきた。少し長いスパンで進めている仕…

6/11 横浜吉田町

*なんにもうまくいかないわ しばらくひどい感じで日記を書いてみるのもいいかも。愚痴を聞いてくれる友達もいないのでそれなりに役には立つだろう(わたし自身にとって。もうこのブログは「自分だけの部屋」もしくは「私自身のための優しい回想」ということ…

6/10 自宅にて

*通り魔…… 最近、家にいられるのなら自炊をしようと心がけている。ついでにいうと、肉を食べるのを極力控えてみよう、と思い立って実践しているのだが、外食すると、それが意外に難しいってことが分かる。入ってるんだよね。鶏肉とか。ちょいちょいと。まあ…

5/29 山田屋→斉藤酒場

*ながーい目で見てください 書かなきゃならないことは山ほどあるのだが(特に鳥公園『すがれる』の、初日とは打って変わっての千秋楽の素晴らしさとその演劇的達成についてとか)、とりあえず今日の日記ということで書くと、バナナを買った。バナナを買った…

5/22 雑記

*遊びと予感 昨日は、ひとつ面白い依頼をお引き受けしたのだが、いっぽうで、とても有り難い仕事の話をお断りしてしまった。やむをえない理由があったとはいえ、普通ならそれ受けるよなあ、と考えると不思議な気持ちになる。出世しねえぞ、おめえ……。しかし…

5/19 モラトリアム

*東京デスロック『モラトリアム』初日速報 ゆうべ、とある小説を半分くらい読んで寝オチして、例によって酷い悪夢を見たけども、起きたら至極快調だった。富士山がうっすらと見えた。雲ひとつないお天気。 湘南新宿ラインで横浜に向かい、路地の古い中華そ…

5/18 特に題はなし

*峠越え 仕事が峠を越えたっぽい。と思った瞬間にドーッと疲労が押し寄せてきた。まだいろいろあって完全に気を抜くわけにはいかないけど、今までの尋常でなさに比べればかなりマシな状況なので、ちょっと気が抜けちゃったかも。しばらく引きこもりたいなあ…

5/16 朝のオバケ、それから「hb paper」のこと

*朝、オバケが出たよ 今朝は(空港に行くのとかを除いては)おそらく自分史上最も早起きをして某所に向かった。6時10分集合。アメヤさんちのくるみちゃんとはすでに何度も一緒の場に居合わせているのに(というか書籍にまで登場してもらってるのに)なかな…

5/13 ……

*飲み会の心得 なんだか腹立たしい状況になったので、ツイッターにつぶやいたものをまとめておきます。 *えー、なんというか、時間差ある飲み会において、会計が合わない、みたいな状況で最後若者がかぶるみたいなのは極めてよくないと思う。誰か払わない…

5/11 ぐるぐる

*書いて、書いて…… 書いて、書いて、いったい自分は何やってんだろう、と思う時もあるけど、まあゆるゆるとタスクはこなされていくわけで、いつかは終わりがくる。や、終わりはこないかもしれないけど、波が、潮が引く、ということはきっとあって、そうなっ…