BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

20130426 傲慢とスティグマ

朝からリビングでショパンなんぞかけてみる。というかiTunesで偶然そうなって、まるで優雅な暮らしぶりを演出してるみたいになった。まあそんなこんなで机に向かいはじめたわけだけど、体力が続かない。ひとまずはメールボックスの整理から。本格復帰にはほ…

20130425 亀

マームについて書いていたら朝方になってしまい、ほとんど眠れずに浦舟町の病院に向かう。タクシーの運転手がやたらと喋る人だった。そして抜糸。経過は良好とのこと。とりあえずもう手術しなくていいことが救い。心が晴れる。 横浜橋商店街まで歩いていたら…

20130424 てんとてん

ひさしぶりの外出。励滋さんに車で迎えに来てもらって、十六夜吉田町スタジオのマームとジプシー最新作に向かう。長いタイトル。『てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。 そのなかに、つまっている、いくつもの。 ことなった、世界。および、ひかりに…

20130423 太田省吾と師匠

ストローなしで味噌汁が飲めるようになったのは大きな進歩であり、小さな感動を呼んだ。お風呂にも入った。少々のぼせて、しばらくうずくまる。一週間風呂に入らなくても、自分ではわからないが、たぶんそんなにくさくはなかったはずで、というのは寝ている…

20130422 芸術と社会?

リハビリ続行中。いろんな本を、そろりそろりと読み漁りながら考える。きっと、演劇と社会、とゆうあの使い古された問題設定には罠がある。それは単にプラグマティックに処理してよい事柄なのかもしれない。つまり、演劇には実際に、社会に対する有用性、有…

20130421 事故、からの

事故をしたのが16日火曜日の深夜だったので、それから5日ほどが経過したことになる。劇的に症状が改善されるということはやはりなく、それなりに日数がかかることを覚悟したほうがよいかもしれないと思い始めている。幸いにして、心温かい友人たちからのメッ…

20130415 エントロピー増大

エントロピーが増大している。予測不可能なことを呼び込む上でそれは大事なことではあるけれど、今はちょっとトゥーマッチかなと感じている。 ムサビで「mauleaf」のために、パフォーマンスユニット「ピグマリオン効果」の取材。面白い人たち。結成したばか…

20130414 8畳

風が強い。自転車で横浜駅まで初めて行って、STスポットでAnK『8畳』。AnKはこれまで客演俳優を目当てに何度か観てきたけど、今回は突き抜けた。びっくりするくらい良かったので、思わずTさんにメールした。 Tさんとは「まだあまり人に知られていないが、凄…

20130413 フラストレーション

朝、地震で目が覚めたのだか、起きてなんとなく地震のニュースを見たのだったか、忘れたけれども、とにかく早朝に目が覚めて、小豆島にいる宮永くんと、高知にいる母親には安否確認の連絡をして、大丈夫そうだったので、また眠りについた。 CoRich舞台芸術ま…

20130412 混浴

とりあえず最悪の事態は回避されたし、まずまずいい感じの解決に辿り着いたのではないでしょうか。言い方は変だけど、トラブルを楽しんでいる自分もいたのは事実だし、今回の一件のおかげで、人間の良い一面を見たとも思う。リスペクト。強い女はいいね。ど…

20130411 遡行

この日記は実は毎日ちゃんと書いているわけではなくて、何日かに一度、記憶を遡ってまとめて書いているのであって、例えばこれは4月14日(日)の16時半、桜木町のぴおシティの「花壇」という純喫茶で、窓の向こうに立ち飲みの「石松」を眺めつつ書いている。…

20130410 メンテナンス

身体がぐったりと疲れているので、メンテナンスのために弘明寺の温泉へ。たびたび風呂に入りながら仕事。けっこう今週は大変……。ミサイルのことが気になってしまって、時々、ニュースをチェックする。横須賀近いからなあ。休肝日にしようかなあ、と迷いなが…

TPAMに関して

TPAMエクスチェンジについて、廣澤梓さんによるレポートが「wonderland」に掲載されました。最後のほうの提言(?)について。TPAMが舞台制作者のネットワークとして機能することはとても大事だと思うし、事実今年のTPAMではいろんな人たちとコミュニケーシ…

20130409 記述と運動

小倉に向かうべく港に走っている途中で、あ、今日の行き先は武蔵美だったと思い出してあわてて駅に向かう夢を見た。 人生を賭けてしまうほどの高額のポーカーをやってたはずが、いつのまにかほぼノーレートの遊びの大貧民になっている。ピーチネクターを買お…

20130408 授賞式

岸田國士戯曲賞授賞式。大江戸線に乗り換えるところで岡田さんに会った。岡田さんはまるで山登りでもしてきたかのような格好だった。遠方から今朝帰ってきて、横浜を経由してここに来た。つねに移動しているからその結果としてこの装備になっていった。 徳永…

20130407 桜まつり

やや出遅れて、大岡川の桜まつりへ。強風のため夜の上映会は中止とのこと。竹本さんの妹に会って、日ノ出町のほうは出店もありますよと教えてもらった。初音町春まつりでは、ハムとビールとナポリタンを堪能。テーブルで向かいになったおじさんによると、京…

20130406 紙風船文様

板橋のアトリエセンティオに、カトリ企画UR『紙風船文様』を観に行く。鳥公園の西尾佳織が岸田國士の『紙風船』を構成・演出。出演は武谷公雄と黒岩三佳。カトリさんが最近生き生きしてるなあ、と思っていたら、その理由がわかった。とても良かった。ちょっ…

20130405 エクス・ポ編集会議

横浜某所で、とあるご相談を受ける。真摯に話を聴いてくださる方たちでよかった。いずれ何かしらの形で実を結ぶかも。 夜はSNACで「エクス・ポ編集会議」@ニコ生。おおむね好評(?)いただいたようで何よりです。来てくださった方、見てくださった方、また…

20130404 黒崎

朝風呂に入って、のち、PUNTO PRECOGを特別にプレオープンしてもらって、珈琲を淹れていただく。東京ではない土地で生きること、について話をして、別府駅へ。あややにアパートの鍵を返した。 ソニックでそのまま小倉を通り越して黒崎へ。放射線状の町は、ち…

20130403 別府2日目

BEPPU PROJECTが運営する清島アパートに泊めていただけることになったので、朝、古原さんに案内されてチェックインの手続き。ストリップ小屋のA級別府劇場をリノベーションした永久別府劇場に案内していただく。これはテンションあがる。演劇も、素舞台に近…

20130402 別府

朝、チづる氏から電話があって、雨がけっこう降っているので島は無理ですね、ということになった。けれど角笛を返さなくてはいけないし。二日酔い、というよりむしろまだ酔っている頭で、小倉駅前のマックで待ち合わせて角笛を彼女に託した。黒崎に24時間営…

20130401 小倉

前日の夜にスパに行ったおかげで、身体はずいぶんラクになっていた。しかし、朝起きて、意気揚々と小倉駅のみどりの窓口に行って、青春18切符の発売が昨日までだったことに気づいた。金券ショップを4軒回ってみたけれども、やはり18切符はなく、諦めた。不思…

130331 藍島

人生を変えるかもしれない忘れられない一日になった。のこされ劇場≡の新人(3月から引っ越してきた)鈴木萌嬢もこの冒険の旅に参加してくれたのだが、彼女が来なかったらこんなミラクルは起こりえなかっただろう。というのは、島の女の子たちが、興味を持っ…

130330 北九州

ほとんど寝ることができないまま、羽田空港から北九州へ。小倉でJR九州ホテルにチェックインしたあと、ぷらぷらと歩いて、カフェ・ド・ファンファンでオムライスを食べた。店内は1年前とほとんど変わらないように見えた。よっぽど、店主に話しかけてみようか…

130329 時間、迷子、必然性

代官山でCINRAからの依頼の取材。とある方々の対談。すごくよいお話が聞けた。最近の自分のテーマのひとつは「時間」だが、そこに重要なサジェスチョンをいただいた。取材先でいろいろと世話をしてくださった方がとても素敵なひとだった。のち、吾妻橋ダンス…

130328 桜

この日もCoRich舞台芸術まつりの審査のために、劇団チョコレートケーキの2本立てを続けて新宿サンモールで観る。昨日とあわせるとなんとナチスものを3連発ということになる。ちょっと、ヒトラーまわりの話に詳しくなったようにも錯覚してしまう。特に『熱狂…

130327 新しい下北沢

新しくなった下北沢でO君と待ち合わせ。いーはとーぼでお茶する。4月から大阪に赴任するらしい。彼はこれまでもいろいろとブレーンになってくれたけど、この日も、「散文」などについてあれやこれやと話をする。小説を書かないの?、と言われ、うーん正直今…

130326 うなぎの寝床

地点『駈込ミ訴ヘ』二度目の観劇。のち、打ち上げへ。空間現代の2人も来ていた。彼らと一緒に終電くらいで帰ろうとしたけどお前は近いだろうと引き留められ、うなぎの寝床のように細長い店内にずらりとカウンター席が並ぶ老舗のバーCable Car、のち、延明で…