BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

20140317 ロッカー

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呑みすぎた翌朝の、この世の終わりみたいな感覚がだんだんひどくなっている。そんな自分を滑稽に突き放している目も同居しているので、まあ大丈夫ではあるけれど、この冬ですっかり身体は痩せてしまったし、運動をするとか、何か策を講じる必要はあるだろう…

20140316 サンプル『シフト』

東京芸術劇場でサンプル『シフト』再演。いや、松井周のストーリーテリングの妙というか。確かに演劇の王道のようにも思えるし、本当に真性の変態だという感もある。あえて構造的に階層が分かれないで、同一平面上に複数の物語が混線するような状態が凄かっ…

20140315 佐々瞬『彼らとの対話(仮)』

blanClassで佐々瞬『彼らとの対話(仮)』。病床にいるみずからの祖母を、亡くなった祖父(満州帰りの経歴を持つ)を装って尋ねていく、というフリをした映像インスタレーション。映像内の時間が進むにつれて、祖母の病状が変わり、台本的に用意されているテ…

20140314 地点×KAAT『悪霊』

とある魅力的なミーティングにお誘いいただいたけども、仕事量・体力ともに不可能なので断念して家で仕事。 夜、地点×KAAT『悪霊』初日。ブリコメンドにも書いたように、あの長大かつ奇妙な小説をどうやって舞台に……?、と思っていたけども、想像以上に『悪…

20140313 web打ち合わせ

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朝、市原幹也くんと一緒に、さくらWORKSの上にあるnitehi kadoueで、スタッキーズのお三方と打ち合わせ。演劇センターFのウェブサイトをお願いできるかな、と思って相談したのだけど、こちらの意図を汲んでくれて、というか一緒に(真剣に)遊んでくれる仲間…

20140312 r:ead、民俗芸能調査クラブ

朝、にしすがも創造舎でr:ead(レジデンス・東アジア・ダイアローグ)の最終プレゼンに参加。r:eadは相馬千秋さんが進めているプロジェクトで、この日はゲストコメンテーター的に朝の台湾チーム(ゴン・ジョジュン&ドゥ・ペイシー)のプレゼンだけ参加した。…

20140311 3年

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この日はニュースサイトでもやはり「3.11」がらみの記事が多く、それを無意識に避けようとしている自分を感じた。それは別に記事にするのが悪いとかでは全然なく、ただ、自分自身の身体の中に、あの時に感じたダメージが未だに(どう回収していいかわからな…

20140310 Fメンバー集結

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渋谷に出て、フリーマンカフェでランチミーティングをしながら演劇センターFの立ち上げ会議。市原幹也(センター長)、藤原ちから(編集・アーカイブ担当)、横井貴子(制作)、野村政之(ドラマトゥルク)のほか、富士見で『パビリオン』を昨日終えたばかり…

20140309 演劇センターF、拠点決まる

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夕方までまたもや仮死状態。もはや生ける屍のようだ。とはいえ動かなければ……。横浜トリエンナーレ・サポーターの組織委員会に顔を出した後、演劇センターFの拠点候補を見せていただく。最初の拠点は黄金町の初音スタジオに決定した。制作・横井貴子嬢も「ワ…

20140308 岩渕貞太『斑』、それから川崎へ

浅草で蛇骨湯に入って、少し散歩。そういえば浅草もそれなりに浅からぬ縁があったな、と思い出した。東京に出て来て最初の10年以上は荒川区に住んでいたこともあり、10代の日々にとってこの場所は特殊な意味を持っていた。 アサヒアートスクエアで、岩渕貞太…

20140307 浦賀、久里浜、横須賀

先月から、いや今年に入ってから続いている体調不良があまりにもひどいので、気分転換に三浦半島に出かけた。浦賀を散歩していて、通りがかった久里浜行きのバスに飛び乗る。銭湯に入ってから、新しめの立ち飲み屋、そしておばあさんが串を焼いてくれる老舗…

20140306 テーマかたまる

夕方までほとんど仮死状態で過ごす。そのあと武蔵小杉の居酒屋でウーロン茶を飲みながら、某媒体での新連載に向けた打ち合わせ。あれこれと話しているうちに、取り組みたいテーマが見えてきた。 2014年度は様々な形で具体的に「外」に出ていくことをするだろ…

20140305 ニッポンの河川、ソウル・フラワー・トレイン

ニッポンの河川『大きなものを破壊命令』。なるほどこれが噂の装置……。4人の俳優たちがみずからボタンを踏んだりして、それが照明や音響のスイッチになっている。これは画期的な発明と言っていいだろう。それだけでも面白かったのだが、ここで描かれている、…

20140304 部屋にて

早起きしてずっとコタツで仕事をしていた。夜になって部屋が暗くなってからも、電気をつけなかった。

20140303 てんぱり

いつもの喫茶店で仕事。お人形のように可愛らしい(だがそれも勝手なこちらの虚像だろう)彼女がいつになくテンパっている。でもテンパっていたのはわたしのほうかもしれない。

20140302 マームと誰かさん 穂村弘さんとジプシー

憂鬱な気分で家でごろごろし、しかしこのままというわけにもいくまい……と思ってなんとか布団を出た。都市ソラリス展にも立教大学のチェーホフにも間に合わなかった。心の中で「ごめんなさい」をつぶやく。生まれなかった「ごめんなさい」がそのまま死んでい…

20140301 家族のこと

またもや「見えない」席に座ってしまった。ここに客席を設置するのはNGだろう。信頼関係を構築するうえでの初歩中の初歩に思えた。いっそ完全に見えなければまだいいのだが、角度的に微かに見えるのがまた苛立ちを増幅させる。目を閉じて耳だけ澄ませようと…

20140228 ナノ・スクールから、変身4

とうとう2月の最終日がやってきた。いつまでも倒れていられないので、とりあえず各方面に連絡。むしろ精神的にアリかなと思い、blanClassの杉田敦ナノ・スクールへ。とある作業をしているうちに、自分の問題意識が2つほど強烈に浮かび上がってきた。 ひとつ…

20140227 変身3

ついに温泉銭湯に行こうと思って荷物をかつぐまでは行ったのだが、めまいがして無理だった。どうもこの疲労の一因は、先日の原稿を書いている途中で、掘り当ててしまったある記憶にあるのではないかと。恋愛がらみではない。ただ自分の10代と20代の自己形成…

20140226 変身2

午前中に、懸案のちょっと長めの原稿をようやく仕上げたけれども、温泉銭湯に行く気力すらなかった。最近、弟が出てくる夢をよく見る。

20140225 変身

飲み過ぎたかな、と思ったし事実そうなのだが、それ以上に連日の(というか去年からの、いやここ数年の)疲労が蓄積しているようでしばらく動けないでいた。温泉銭湯に行く気力すらなかった。 そういえばこないだグレゴール・ザムザの話をしたのを思い出した…

20140224 TJ取材

朝まで原稿を書いて、少し寝て、蒲田の喫茶店に向かい、羽田空港から直行してくれたTJの取材。のち、レバ刺しの店から羽根つき餃子の店に流れる。最終的に、紹興酒を2人で2本あけて終電まで。

20140223 19日ぶり東京

朝までファミレスで原稿を書いて、寝て、次の日の取材場所としてふさわしい喫茶店を探すために、蒲田に行った。東京都に侵入したのは今月4日以来だから、およそ19日ぶりということになる。しかし蒲田はどうも東京という感じもあまりしない。南東京はなかなか…

20140222 『二重にたぶらかす』

二十二会『二重にたぶらかす』@blanClassへ。かなり面白かった。オトナの秘密パーティのよう。いつか再演されるかもしれないし、ルールをまったく知りたくない、という人は(いるのかどうか分からないけど)以下の白字の箇所は飛ばしてもらえれば。タブレッ…