デュッセルドルフ滞在記2-11
11日目、日曜日。デュッセルドルフのサッカーチーム・フォルトゥナ(ブンデスリーガ2部)の試合をひとりで観戦。赤いユニフォームを来た男たちについていけばスタジアムにたどりつく。ゴール裏はすでに超満員。4ユーロとちょっとお高いアルトビールを片手に、最上列に陣取る。この日の観客は25000人。相手はグロイター・フュルト。先制され、ジリジリした時間帯がつづく。Jリーグで某チームの試合をほぼ毎回スタジアムで観戦していた身としては、このジリジリ感は懐かしくもある……。後半残り10分くらいでやっと追いついた。逆転まで行ければよかったんだけど。
スタジアムの上空を何度も何度も飛行機が飛んでいく(空港が近いから)。フォルトゥナのサポーターたちは、いつもこういう風景を見ているんだな……。
立ちっぱなしの観戦の上に、さらにリサーチのために歩き回ったので、疲労困憊。アルトシュタットで妙薬・キレピッチュを呑んで回復を図る。夜は醸造所シューマッハで大輔くんとのむーと呑む。大輔くんは同じく高知出身で、ボンの大学で哲学を学んでいる。お互い、思えば遠くに来たもんだ。海の向こうに何が見えていたか、という話。漠然とただ果てしない海だったね、という話。