デュッセルドルフ滞在記2-12
12日目、月曜日。10時間ほど爆睡。今日は一日オフにしよう。……と思いきや、劇場FFTとの打合せが夕方に入る。カトリンやマリアと久しぶりの再会。当初の進行予定より遅れてるので、やべえ怒られるかな……と内心ヒヤヒヤしつつ、カトリンの「では新しいスケジュールについて話し合いましょう」のひと声に救われる。がんばりまーす。クリストフの淹れてくれたコーヒーが美味しい。
少し日本語ができるインターンのマリーを紹介してもらう。デュッセル生まれのあなたにぜひ協力してほしい、とお願いすると、「私はノイス生まれです」との答え。なるほどそういうアイデンティティの持ち方があるのか。ノイス、1日乗車券の範囲外だけど、やっぱり行ってみないとなあ……。
夜は閉店で追い出されるまで、ペンペルフォルトでまったりと呑む。時間は有限であり、だからこそ切ないとはいえ、この町にいられるあと1ヶ月半という残り時間は、きっと無尽蔵のアルトビールを愛と友情に変えてくれるくらいの何かではあると思う。