20141104
黄金町に向かう道は、昨日までと、まるで違って見えた。『演劇パビリオン』はアーカイブをつくります。そこまでして初めて完結するので。
演劇センターFは、明快なひとつの目標を持った場所、にはしたくなかった。あくまで多目的にひらかれた場にしたかった。しかしそれでは、ゆるすぎるのではないか。そこの葛藤があった。最終的にあんなふうになった。予期せぬものが入ってきて、それを受け入れた。それでこそのセンターだと思う。
昨日、お別れできなかった子が来てくれた。それだけが気がかりだったので、ホッとした。彼女に、この夏に大活躍した、かき氷器をあげた。実はこれ、自分なりに思い入れのあるモノではある。しかしもはやこれは、子供たちのモノだろう。というか、誰のモノでなくなっているのだろう。