20140510 大岡川を源流まで歩くPART2
とうとう日記を2ヶ月遅れで書くようになってしまった。もう梅雨が明けようっていうのに。
さてこの日は、「金沢八景から大岡川源流氷取沢まで演出家市原幹也と劇作家岸井大輔と歩く」第2弾。前回のレポートはこちら。今回は金沢八景駅に集合し、八景島や金沢文庫を散策した後、文庫から釜利谷の旧道を抜けて大岡川の源流を目指したのだった。
▼動画前編
https://www.facebook.com/photo.php?v=609306289166204
▼動画後編
https://www.facebook.com/photo.php?v=609443949152438
わたしはこのリサーチシリーズが、それ自体「演劇」だと考えている。でも今回は人数が少なかったし、しかも参加者の2人がタイムアップで途中で帰ってしまったため、最後まで山中を目指したメンバーは、岸井さんと、案内人である深野さん、そしてFの3人を含めた計5人だけになってしまった。いわばホスト側ばかりが残ったといってもいいその状況は、「これは演劇だ」という信念を危うくさせた。
つまり、純然たる「観客=ゲスト」がいない状態で、果たして「演劇」は起こせるのか、という。
たぶんこの疑念が原因となって、わたしは山に入るあたりから、深野さんの案内にブーイングを飛ばし始めた。やれ、爪先が痛いだの、話してたのより道のりが長すぎるだの……(本当に痛かったけど)。まあはっきり言ってかなり子供じみた振る舞いだったけど、結果的にそのことで深野さんがより「俳優」的なパフォーマンスを発揮し始めた。
そのへんの詳しい話は、7/2の振り返りの会にて。あと個人的にこのリサーチシリーズは『演劇クエスト・京急文月編』にもたぶん影響をもたらしているので、そのことについても考えてみたいです。
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