20140327 束の間の
『悪霊』の衣装を担当していたコレット・ウシャールさんとアドレスを交換する。このあと別府で滞在制作をするらしいので、別府にいる友人を紹介しますという話になったから。ていうか、いいなあ、別府……。
桜井さんと先斗町を散歩して、それから京極スタンドで呑む。なんとなくこう、彼が抱えている絶望のようなもの(?)の一端に触れた気がする。自分はどんなふうに歳を重ねていくんだろうか。『ヒネミの商人』の初演時の話なども少し聴いた。つまり当時は、すでにあった演劇なるものに対しての、クリティカルなものとしてあれは生まれたのだと。
新幹線で横浜に戻った。疲労の色が濃いので、いつもの温泉銭湯へ。明日から森下に籠もるので、束の間の我が家。少々部屋が荒れている。でも片付ける暇はない。旅が終わった気もしない。