20140202 京都→新大久保
目が覚めると公爵はとうに起きていて、テーブルにはすでに彼の手による朝食が用意されており、悠々とパイプの手入れをはじめている。コレクションは40本にものぼるらしく、そのひとつひとつに物語が付与されているのだ。こういうひとにはまったく敵わないな、とあらためて思う。
恵文社をひやかしてのち、麻婆豆腐のお店に連れていってもらう。超、美味しい……! 近所にあったら確実に通ってしまう。
京都はいい感じのカフェが多いのが羨ましいですね、喫茶店で書くといえば別役実さんがそうだよね、なんて話をしながら車で駅まで送ってもらい、お別れを。なんだかとても幸せな気持ちになっていたが、予定の新幹線まで少し時間があったので、橋本くんを呼び出して四条河原町の立飲み屋で飲んだ。「歴史」とは何も恐れるものではなくて、こういうものなのであり、そうした「歴史」つまりはある時間の蓄積にかかわらないものには今の自分は興味を持てないのだ、というような話をする。のんびり飲んでいたら逆に時間がなくなってしまい、四条の大通りを必死で走ってなんとか新幹線に飛び乗った。
新大久保で、某氏の某演劇賞受賞のお祝い。5、60人は来ていたかしら。おめでたい。ほんとうに楽しかった。二次会の店のあんちゃんたちがいい感じで、またいきたい。三次会は酔いつぶれてほとんど寝てました。