20131212 『象はすべてを忘れない』ふたたび
今日もまた、土曜日にひきつづき、象の鼻テラスのままごと『象はすべてを忘れない』へ。平日でも人がたくさん。やはりこの日も、たまたまここを通りすがったたくさんの人たちが演劇とすれ違っていく。天気は良好。新しい「スイッチ」が増えている。いろんな人がこの場を楽しんでいる。もちろんわたしも。
この日初めて「映画撮影」を見て、顎がはずれそうなくらい笑った。くだらなすぎるー。くだらないことに一生懸命なオトナっていいなと思う。クオリティがとても高い。ゆるっとしてるのに細かいところで手を抜いてない。
ゆっこ(濱野ゆき子)の紙芝居の時に、最前列にいた女の子が突然泣き出してしまったけど、その時のゆっこのリカバーの仕方が素晴らしかった。てゆうか女の子はすぐに泣きやんでけろっとしてた。なんだったんだっていう。
北村美岬考案のお散歩ツアーにも初めて参加。素晴らしく心に染みた……。過剰な演出があるものではなく、ただこの場所に眠っているものと、記憶や情景を喚起する言葉の力と、人間の想像力、そして現れては消えるという演劇の力を信じているからこそ生まれたものだと思う。最後、泣きそうになったけど恥ずかしいからなんとかこらえる。別に泣いてもよかったのに。(夜、家で、思い出し泣き。)