20131211 テラヤマシュージ・リローデッド！

夜、早稲田の小野記念講堂で、宮沢章夫×佐々木敦×岡室美奈子の鼎談「テラヤマシュージ・リローデッド！」。寺山修司の「冗談」に着目するという視点。また彼の試みと、現代演劇の様々な試みとの違いについてなど。たしかに寺山はどこまでも虚構（彼の描き出す世界）であることを愛していたのかもしれない。まだ展示（いまだ知られざる寺山修司―わが時、その始まり）のほうを見てないけども、これはぜひ見なくてはと思う。個人的には、寺山は若い頃に一時期いろいろ読んだ。特に『迷路と死海』（演劇論集）には相当なインパクトを受けた。

打ち上げに混ぜていただいて、熱燗であったまって終電で帰る。ヤマケンと批評の現状についてわりと大事な話をしたかも。