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BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

中国・近況報告その3

タンユエン・リー(藤原力)として活動して5日目、ついに上海に辿り着いた。しかしネットの調子が最悪で仕事にならない。この日記もいつアップできるかわからない。意気消沈。とはいえ、逆境を楽しむことにかけてはわたしもそれなりに定評がある。

 
 
今日は早起きして、北京から杭州に飛行機で飛んだ。杭州は湖や湿地帯が広がっていて、「天には楽園があり、地には杭州がある」と言われるくらい、風光明媚な場所として栄えてきたようだ。この湿地帯に劇場がある。去年できたばかりの新しい劇場。ディレクターのイリンさん、そして若いスタッフのパパンとマニンが迎えてくれて、高級ホテル(G20では安倍首相も宿泊するかもしれない)でランチをご馳走になる。杭州料理を食べるのはおそらく初めてだが、とても美味しい。
 
実は杭州には少し寄るだけで、早々に上海に移動する予定だったが、イリンさんたちとの話が盛り上がりすぎてしまい(というか、彼女らの我々に対する好奇心は予想以上に大きく)その場で予定外の映像インタビューを受けることになった。それも、ひとことメッセージを言うだけかと思いきや、かなり根掘り葉掘り日本の現代演劇について訊かれたのである。
 
 
西湖の湖畔にあるレストランで晩御飯。ここは白蛇と青蛇の伝説で有名な巨大な湖らしく、シンシンはその地を訪れることができて興奮していると言う。こちらでは西遊記と並んでとても有名な伝説で、実写版のテレビドラマにもなったらしい。
 
 
高速鉄道で1時間ほど。いよいよ上海へ。駅からはタクシーの長蛇の列。ひとり、年老いた物乞いがその列にぶっこむような形で寝ていた。なるほどここだと、ただ半裸で寝ているだけでも結構な金額が集まりそうだ(しかも彼がいる場所はほどよくクーラーのあたるベストスポットだった)。
 
ホテルのネットの調子は北京よりひどい。と冒頭に書いた。仕事にならないので急速にやる気が失われ、そして結局今日もまた予定より働いてしまったので、冷蔵庫に置いてあったバドワイザーを呑んだら、ばたんきゅー。あっという間に眠りについた。