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BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20140525 マンハイム4日目

 

マンハイム4日目。日曜日はふつう(宗教的な慣習のため)閑散とするらしいのだが、この日はお祭りだったため、目抜き通りのプランタン通りは賑わっていた。

 

まずレクチャー「Post-mortem:the dangerous liaisons of terror and performance」。スピーカーRustom Bharuchaの『terror and performance』を20ユーロで購入。会場にはPerforming Arts Campus(以下、アーツキャンパス)のメンバーが多数詰めかけていた。彼女たちについてはいずれシノドスに書こう。

 

そして庭劇団ペニノ『Kiste im Koffer(大きなトランクの中の箱)』。森下スタジオのバージョンから細かいマイナーチェンジが施されて、シュールな斬れ味とユーモアが増している。ディテイルの積み重ねが、その幻想世界を豊かに膨らませている。俳優4人の声が、ドイツ語圏のお客さんにも響いてる手応えがあった。字幕の内容、設置、オペレーションも含めて作品の一部に。非常に高いクオリティ。終演後、場所を変えてのタニノクロウのアーティストトークは1時間近くにも及んだ。

 

そのあとは何人かでバーへ。トリア大学のアンドレアスさんのユーモラスな日本語にいじられつつ呑んでいるうちに、帽子をなくしたらしい(次の日に気づいた)。パラーデ広場のあたりで解散。それぞれのホテルへと、みな散っていく。

 

 

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