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BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20140509 エスニックナイトは演劇である

F review

 

Fの制作である横井貴子嬢が企画したエスニックナイトvol.0。おー、これは! 予想していた以上の大ヒット企画。まず買い出しから始まる。横浜橋商店街の、韓国、中国、台湾、タイ、フィリピンなど、様々な食材店を訪ねて、お店の人とやりとりしながら買い物をしていく。これがまず、とても楽しい。

 

それから初音スタジオに戻って、調理(この時間、わたしは2Fで仕事をしていた)。香辛料のいい匂い。だんだん人が集まってくる。夜に。そして、食べる。乾杯する。お話しする。ある参加者の方が「生春巻きを鉄板の上でみんなに見られながら巻くのがワークショップみたいだった」とおっしゃっていて、なるほどそういう見方もあるのかと思った。くロひげのメンバーもけっこう来てくれて(コジマちゃん大活躍!)、衣装を用意してくれたカナさんや、BriolaQの落雅季子、そしてヨコトリサポーターとか、演劇とか、演劇に全然関係ない人とかいろんな人が集まって、大盛況だった。だいぶ「まざる」が起きたのではないか。そしてなんといっても、料理がとても美味しかった! 月1くらいで開催していきたい。次回は6月14日(土)です。

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エスニックナイトはパーティでもあるけれども、わたしは立派な「演劇」だと思っている。というのも、演劇にはいろんな役目や機能があるのだが、エスニックナイトには以下の3つの演劇的要素が埋め込まれているから。

 

ひとつには、それを身にまとうことで《変身》できるということ。わたし自身、その力をかなり日常的に使っているフシもある(ただしMPが足りないと使えない)。衣装を変えるのはわかりやすい変身だけれども、それだけにかぎらない。とにかく何かをするにあたって「演じている」状態になれれば、余計な不安や逡巡が削ぎ落とされて、スッと身体が動いたりする。変身して町に出てみるだけでも、潜在的なものが見えてくる。その深層にアプローチできる。いろんなできごとが起こる。他人との距離がグッと縮まる。関係が変わる。

 

また演劇には《見立て》の力がある。ある物質や空間を、いつもとは違うものとして読み替えることができる。「今ここ」が「今ここ」ではないどこかになりうる。自分たちのいる足場を相対化して、様々な別の可能性を引き寄せることができる。異世界へと想像力を飛ばすことができる。

 

そして演劇には《共通の儀式》という側面もある。共に何かをつくっていく、あるいはそれを共に体験する時、そこは一種の広場となるだろう。もちろん、バックボーンの異なる(日頃は解り合えないと思っていた)人たちが、束の間、一緒にそこで良い時間を過ごすためにも、演劇は使える。

 

 

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