2014-06-01 20140430 くりかえし review 竹本真紀個展『くりかえし』。天井付近に設置されているオブジェを、最初、見逃していた。やっぱり演劇を観るのと美術のインスタレーションを観るのとでは着眼点、空間把握の仕方とか、違うんだなあ、と当たり前のことを感じる。竹本さんの今回の絵は、ある物悲しさなのか、なんらかの感情をその内に湛えているような感じがとてもよかった。彼女の活動を説明したポートフォリオの文章の、淡々とした筆致にも心を打たれる。