BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20140215 TPAMエクスチェンジ、フェスティバル・ボムのトーク

 

TPAMエクスチェンジで、落雅季子、山崎健太と共にプレゼンテーション。英語通訳のつく「ルーム」を借りた。積雪がひどいので、誰も来てくれないのではないか……と危惧していたのだけれど、蓋を開けてみたら大盛況でうれしかった。プレゼンしたレジュメとパワポの資料はこちらで公開します。パワポのほうはダウンロードしてからのほうが読みやすいはず。

 

【レジュメ】http://bricolaq.com/page/TPAMexchangeresume.pdf

【パワーポイント】http://bricolaq.com/page/TPAMexchangeppt.pdf

 

要するに、「批評家」の役割やイメージを新しいものに読み替えたかった、ということ。そしてそれはある程度は成功したのではないかと思っていて、ここから新しいことを始められそうな感じがしている。というか、実際に聴きに来てくださった方とのあいだにひとつ具体的な動きが生まれそうでもあり。いや、ほんと植松さんと山崎さんが営業かけてくれなかったら、TPAMにこういう形では参加しなかったと思うから、本当にありがたい。実は植松さんに「今年は〈つくる人〉と〈みる人〉に分けるんですけど、藤原さんはその境界の微妙なところなんですよね」と言われたのが大きかった気がする。そういうコウモリのような状態というのは燃えるのだった。なお、プレゼン内容についても、TPAM期間中に参加してきた様々なミーティングから大きな示唆を得ていて、そういう意味でもTPAMには感謝。

 

演劇センターF(仮称)の反響も大きいよ、市原くん。

 

 

そのあとはnitehi kadoueで行われたフェスティバル・ボムのトークへ。さくらWORKS周辺の人たちともひさしぶりに再会。新ディレクターになった李丞孝の歯に衣着せないというか、天然なのかなんなのか屈託のない語りが面白かった。横浜の人たちもかなり好意的に迎えているようだ。フェスティバル・ボムは、今年はソウル、釜山、横浜の3都市で開催されるらしい。

 

とある人たちと飲む予定があったのだけど、トークの打ち上げの場にその人たちを呼んでみた。まあこういうのもTPAMならでは。なんだかよくわからない飲み会になったけど楽しかった。タクシーがなかなかつかまらなくて、雪道の中を、遠方からの友だちと一緒にしばらく歩いて帰る。