20131012 オルタナティブ社会学会＠三田の家


オルタナティブ社会学会＠三田の家に、バッカーズの一員として参加する。2時間枠のセッションは、まるで真夏のような熱気に。バッカーズとしては初の他流試合。どこまで通用するか手探りだったけど、なにかしら響くものがありそうだ、との手応えを得た。



さらにはその次のセッションに参加されていた三橋順子さんと少し、演劇と女装についてお話させていただいて、示唆を得るなど。三田の家、面白い。もう終わっちゃうけど。こういう場所、横浜にもつくりたいと思う。


夜はなんとなく新橋で待ち合わせて、炉端焼きへ。やっぱりこの人のことがすごく好きなのだなあと思う。好きであることに特に理由はない（こじつけることはできる）。ところで、昨年のPortBの『光のないⅡ』を観てから、この町とはある種の「和解」を果たした気が勝手にしている。そういえばこの2日間で訪れた下北沢、田町、新橋は、いずれも10代の終わりにパチンコに明け暮れて通っていた町でもあった。

次のテーマが決まっていないのだよ、という話をした。でもその一種の迷子状態を今は楽しんでいるようなところがある。『演劇最強論』はかなり明確な意志によって、文脈や星座を仮構しようとしている。それは必要なことだが、いっぽうで何かを受容し吸収しようとする時には、「何もない状態」が自分の身体のどこかにないとな、とも思う。今はそのクッションみたいな部分を徐々に形成している時期かもしれない。