BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20131007 割り切れない

 
 
禁酒5日目。禁ツイ3日目。
 
 
 
世田谷パブリックシアターで「キャロマグ」の打ち合わせ。なんだかんだで会って話すのがいちばんいいね、とデザイナーの内川くんと話す。薬を家に忘れてしまったので、iPadのキーボードとか海外用変換プラグとか、簡単な買い物だけして早めに帰宅した。
 
 
 
ツイッターを特に見る気がなくても手が勝手にそのアプリを触ってしまう。習性とは恐ろしいものだな、と口に出してつぶやきながらアプリを削除。
 
 
 
Facebookはまだやっていて、そちらで時々、いとこの娘の写真を見ている。小さい頃のいとこにそっくりだ。なんとなく母親の娘時代を連想する。おてんばだったんだろなあ。その頃の彼女はどんな世界を見ていたのかしら。例えば、今は壊されてしまった、母方の祖父が経営していた商店の上には、小さなテラスというか屋上があって、壮観な景色がひろがっていた。
 
親のことをいちばん尊敬しています、という友人たちの言明を聞くたびに、驚くというか、なんだか遠い世界にいる気持ちになる。恨んではいないし、はるかに感謝しているけども、いろいろ複雑で簡単には割り切れない。
 
そういえば小学校の算数の割り算で、例えばこんな文章題があったとする。「13個のリンゴがあります。4人で平等に分けたいと思います。では1人何個のリンゴを取り、何個が余るでしょう」。わたしはすでに分数という概念を知っているので、余りの1個も4等分すればいいじゃないかと思う。「余り」という概念はあまり美しくない。だが本当にそうだろうか。現実には割り切れないものがたくさんある。「余り」にナイフを入れる必要はあるのだろうか?