BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20131002 海と国境

 

シャツぐっしょりの大汗で目覚めた。熱が出たのだ。一日、自宅で作業をするはずが、まったく何もできず。翌日の打ち合わせも先方のご厚意で延期にしていただく。しかしあんまり甘えてもいられない……。食糧と水を買いに行くついでに、『地球の歩き方』韓国編を買ってきた。自分が韓国についてほとんど何も知らないことを知った。

 

 

補足的にwikipediaで歴史を調べたりする。百済を復活させようとした白村江の戦いの敗戦、その後の唐と新羅の逆襲を恐れての九州の守り(防人)、そして急ピッチで進められた律令国家と「日本」の誕生、などなど。その成立以前、「国」の感覚は当然だが今の近代国家のそれとはまったく違っていたはずだ。日本列島と朝鮮半島とのあいだには、様々な人々が行き来をしていたであろう。漁師、商人、海賊など。彼らにとって「国境」とはどのような意味や感覚を持っていたのだろうか。そもそも、それは「線」として認識されていたのだろうか?