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BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20130917 長いモノに巻かれる

diary

 

悪い芝居(カンパニー名)を観にいくならこの日しかなかったけど、身体がもう限界なので、いつもの喫茶店でひとつ日記を書いたあと、海岸沿いの温泉で過ごす。ひとりの時間は大事なのね、とあらためて。帰り際に、花火を海に発射している誰かを見た、というのはすでに数日前の日記の最後に書いた。

 

 

通称「特定秘密保護法案」へのパブリックコメントを送る。

 

本法案は「安全保障」の名のもとに、情報を隠蔽する昨今の傾向をますます強め、国民の「知る権利」や各メディアの「報道の自由」をいたずらに侵害し、さらには厳罰によって自由に発言する機会や意志を奪い、「言論の自由」を抑圧しうるものであると考えます。したがってわたしはこの法案に反対します。

 

これから、この法案や、集団自衛権の拡大解釈、さらには憲法改正などといった形で、様々な「自由」を抑制し、戦争への参加を可能にする傾向は強まっていくことになるだろう。ただちに戦争が勃発する、ということではなく、世の中の空気として、なんとなく戦争(に類するもの)を容認する、むしろ推奨する、というような流れが生まれた時に、わたしは、今戦争への素朴な反対を表明している人たちが、果たしてその時も「反対」をしつづけることができるだろうか、と考えると心許ない気持ちになってしまう。わたし自身も含めてどうなのか。長いモノには巻かれてしまうのではないのか。歴史的に、あらゆる戦争が起きた時、そこにはほとんど正当性とも言えるような論理が働き、空気として蔓延していくのである。感情は信用ならない。感傷的なメンタリティは、戦争肯定国威称揚のプロパガンダにあっさりと呑み込まれてしまうことだろう。すでに多くの人が感染を始めている。そうした「空気」に抗いつづけるためには、つねにみずから考え、発言し、行動できるような姿勢を持っていなくては、と思い始めている。つねに境界人(マージナル・マン)であること。