20130820 体験と情報について
自由が丘で、産休に入るKさんと、N君とランチ。このメンバーで集まるのっていつぶりだろう。ちょっとした同窓会のようなところがある。ランチをこんなにゆっくりと食べたのもひさしぶり。
あれこれ話をした。作家との距離感についてとか。それについてはくどくど書いたけど、やっぱりめんどくさいから消しておこう。多少、ここに書いておけば誰かの役にも立つかなと思ったけど、やっぱりいいや。まあみんなそれぞれの立場でがんばればいい。とりあえずわたしとしては、血のめぐりをよくして、風通しよくできれば。
そういえば話は変わるけど、これで飴屋法水『教室』に関しては5人から話を集めたことになる。批評家、ジャーナリスト、編集者、大学院生、ドラマトゥルク。女性が3人、男性が2人。年齢は20代から50代まで。当たり前かもしれないけど、みんなひっかかるポイントが少しずつ違っているのが面白い。
観ていないものについて、何か語ることができるのか?、という問いは、実はあまり重要ではないのかもしれない。観てないものについては、まず聞いたり、読んだり、ということができるのだから。まずそれをすればいいのだと思う。
もちろん多田淳之介&クラウディオ・モラルス『ロビンソン&クルーソー』や、「拡張演劇」についても少しずつ話を聴いているんだけれども、まだまだ十分とはいえない。
ともあれ、ランチ美味しかった。生まれてくるお子さんに祝福を。
そういえば道端でばったり先生に会った。驚いた。
綱島温泉にでも行くかー、と思ったけど、大広間は17時で閉まってしまうとのことだった。じゃあいっそ、フィールドワークに出かけてみよう、ということで、とある依頼に関係する地域まで行ってみる。ひと駅分、歩いた。近くにはよく来ていたけれど、(上で書いたことと一見矛盾するようでしないのだが)やっぱり歩いてみないと分からないことはあって、大きくは2つ発見があった。ひとつは、名前にまつわること。これはもしかしたら良い糸口になるかもしれない。もうひとつは、たぶん今回は使えるカードではないけれども、ここで見た光景はいつかの何かに繋がるかもしれない。
そのまま歩いていつもの喫茶店に行って、『演劇最強論』の校閲をしていた。自賛のように聞こえたらアレだけれども(まあ別にそれでもいいけども)、かなり面白い本だなあ、とインタビューの部分を読んでいるだけでも思う。早く刊行されたらいい。