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BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20130816 お悩み相談

 

いつもの喫茶店に籠もる。だいぶ長居してしまった。とはいえ相当、仕事ははかどった。それでまた杉田へ行って、ちょうど本を切らしていたタイミングだったので、駅前の古本屋で、『大正時代の身の上相談』を買ったらこれがめっぽう面白かった。それを肴にちびちびと呑む。

 

 

いつの時代も人間は悩んでいるものですね。それは時代を反映してもいるけど、普遍的でもある。若い医者が、ある村にいって土地の娘とできてしまい、だが処女ではなく自分よりも前に3人の男と関係していたほか、堕胎という大罪も体験しており、なんとも許しがたいのだが、私が家柄が良いのを知っているので、この関係を世間にばらすと言って脅されている、それで仕方なくずるずると関係を持っているのだが、ある時、両親に内緒で上京してお金がなかった時には、その女が金を工面して送ってくれた、そんなこんなの腐れ縁なのですが、いったいどうしたらよいでしょうか?

 

ちなみに答えているのは読売新聞の記者で、いちおう女性ということになっているのだが、大体の場合「冷水で頭をひやしなさい」とか書いてある。基本的には道徳家であり、というか、この新聞の悩み相談自体が、この大正デモクラシーなど登場した過渡期における、道徳の普及という役割を果たしていたわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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