BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20130808 塩こんぶ

 

週末に黄金町で行う横浜トリエンナーレ課外活動(今回はLOGBOOK体験)のために、大阪のTACT/FESTにいる市原幹也くんと、ミーティングをスカイプで。ランチ食べそびれた、おなかすいたわ、という話をしていたら、ビールを飲むとほどよく糖分が入っていいのでは?、的なことを市原くんが言うので、冷蔵庫に入っていた缶ビールとぷしゅっとあけて塩こんぶと共に。それで多少、持ち直した。

 

 

夕方になってやっと家を出て、隣駅にある中華屋で担々麺を食す。それで、いつもと違う銭湯にいってみて、まあまあかな(悪くはない)と思い、ファミレスで仕事。資料映像としてPortBの『Referendum 国民投票プロジェクト』の、福島と東京の高校生たちにインタビューした映像を観たのだが、かなりあからさまにそこには対比があり、つまりは福島の高校生たちのキラキラ度に比べての、東京の高校生たちのくたびれたこの感じはなんなのだ……という気持ちになって落ち込んでしまう。特に、この先、戦争になると思いますか?、そして戦争になったら国のために闘えますか?、という質問に対する回答には戦慄が走った。

 

大学の時に、「日本人の戦争観」という自主ゼミをひらいた。というのは当時は「新しい歴史教科書をつくる会」とか小林よしのりとかが元気でナショナリズムが盛り上がっていて、危機感を感じたというのはあったけど、あの頃よりももっと無自覚に、無意識のうちに、戦争を肯定しかねないメンタリティがひろがっているのかもしれない。おそろしい。命かける、とかいうのを平気で言えるのか。

 

あと、大事にしたいもの、という質問で「家族」がほとんどの場合、逡巡なく答えとして出てくるのも、へえー、と思った。これは特に世代的な問題ではなくてわたし個人の問題のようにも思えるけど。