BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20130716 『シンポジウム』4日目

 

柿崎さんのハッスルぶりが(いい意味で)目立ったものの、この日のパフォーマンス全体については不満もあり、何人かのお客さんを置き去りにしてしまったのではないかと反省する部分もないではない(……と、微妙な言い回しになってしまうのは、どの状態が成功であると断じることが一概にできないつくりになっているから)。すべての人が等しく楽しめるような作品をつくるのは難しいし、そのような平等さを目指してもいないのだが、来てくれた人にはやっぱり何か(できれば絶望や失望ではなく愛を感じられるような何か)を持ち帰ってほしいと願っている。ただ、その人の性格やその時の(人生における)状態に依存せざるをえない部分も、この公演はどうやら大きい。そういう意味では、鏡のような部分もちょっとあるのかもしれない。

 

ともあれ、直接、あるいはアンケートやSNSを通して、毎日様々な感想が寄せられていて、来てくれた人たちに何かを投げかけているのは事実であるらしい。時には明らかな誤解が含まれていたりもするので、エクスキューズをつけたい欲求も皆無ではないのだけれど、今はどちらかというと意見百出のほうが面白いし、そのためならばサンドバッグになることも厭わない。まずもって、お金と時間をかけて観に来てくれて、さらには感じたことを言葉にしてくれる、とゆうことをありがたく思っています。

http://togetter.com/li/530665

 

しかも、すでに2回観に来てくれてる人たちがけっこういる……。実際、2回観て初めてわかることがあるはずなので、もしもお時間があればぜひまたいらしてください。

 

この日は特に、あの場で何が起きているのかを注意深く観察してくれている人たちが何人かいる、と感じられたのがよかった。ありがとうございます。後半戦もがんばろう、という気持ち。 

 

 

休演日前ということで、終演後、かなりの大人数で横浜駅周辺で飲み、さらに有志で黄金町に流れて始発まで熱く饗宴。