BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20130626 『モラトリアム』→『シンポジウム』

 

東京デスロックの1年前の作品『モラトリアム』について書いた劇評が「wonderland」に掲載された。基本的には、これまで、作り手がどういうことをしているか、にフォーカスを置いて文章を書くことが多かったので、観客(観察者)についてここまで書くのは初めてだと思う。どうも今気になっているのは、演出論よりも、俳優論と観客論。

http://www.wonderlands.jp/archives/23939/

 

で、東京デスロック『シンポジウム』の稽古、4日目。なかなか、むーん、という状態が続くも、最後に起きた状態がなかなかグルーヴィーで良かった。少なくともやっているほうとしては面白かった。果たしてこの作品、どこへ向かうのでしょうか。未知の領域へと連れていかれつつある。

 

 

終電で桜木町に着いて、もうこりゃどうせタクシーだな、と思って、駅前のバーミヤンで朝まで書いた。なかなか乱れた感じのカップルがいて、今にも始めそうで、目のやり場に困った。いっそやってくれればいいのにと思った。とにかく書いた。けっこういいところまでいったと思う。

 

稽古と書くのとで、なんとなく身体がざわざわしていたので、タクシーで家まで帰って、部屋の中でしばらく踊ってから寝た。