BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20130610 ままごと象の鼻

 

ままごとWS発表会@象の鼻テラスの3回目。今回は、その場で俳優たちがテクストを書き(その場で見たものを手がかりにした、フィクショナルな内容)、それを持って海沿いまで走っていく。そこには誰かひとりが待機していて、受け取ったテクストをマイクで読み上げる(主にナカフラの洪雄大、いい声!)。その声はスピーカーを通して、象の鼻パーク一帯に響き渡る、という仕掛け。

 

いやもうこの風通しの良さときたら。走っていく姿ってなんか気持ちいいのね。

 

 

柴くんには、「よくこんなマニアックな企画に毎回来ますね(笑)」って言われたけども、実は他の(かなり魅力的な)仕事依頼を断ってまで駆けつけたのだった。それくらい、何かしらこの一連の企画には惹かれるものを感じている。わたしにとって(あるいは演劇にとって?)これは何かあるな、という、勘というかなんというか。

 

彼らはこの一連の企画を通して「演劇とすれ違う」ことをつくろうとしている。わたしはこの3回、事前に知っていながらほとんどまったく宣伝しなかったのだけれど、それは、この企画が、いわゆる演劇のお客さんというより、まだ見ぬ、まったく全然これまでの演劇とは関係ないような、たまたま通りすがった人に向けられている、と感じるからだし、そうした人たちとこの企画を通して接触できる(?)ということがわたしとしても嬉しいのだった。

 

 

M君やYから、呑みにいこーぜ、と案の定誘われたけれども、締め切りの原稿があるので、ひとまず関内駅前のフレッシュネスバーガーで書く。ひと段落ついたところで、M君から連絡があったので、馬車道で合流。野毛まで歩いて、焼き鳥の末広へ行った。さらにYも再び合流して、そのまま隣の立ち飲み屋で3人で呑んでいたら(とても大事な話をしたような気がする)、横浜の呑み友だちがひょっこり店に現れた。で、その人にちょっとしたイタズラ(?)されて、要するに激辛のチョリソーを食わされて、まあ愉快な笑える出来事ではあったけれど、あまりの辛さにサワーを一気飲みしたせいで、ちょっと酔ってしまった。そのあと終電で帰るM君を見送って、Yとコンビニで缶ビールを買って路上でしばらく話す。気づいたら2時間くらい話してた。主に木ノ下歌舞伎『黒塚』、範宙遊泳『さよなら日本』、そして7月の東京デスロック『シンポジウム』について。

 

酔いすぎて、ツイッターでなんかちょっと毒づくみたいな発言をしてしまって、少し反省。もっと淡々と構えていたい。MM嬢とメールのやりとりをしながら寝落ちする。