BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20130514 演劇1

 

黄金町ジャック&ベティで『演劇1』。観た直後の感想としては、『演劇2』に抱いたもの(http://bricolaq.hatenablog.com/entry/2013/05/14/041109 )とそう変わらなかった。ただ、ラストシーンは遊び心があってよかった。あと野村くんの最初にして最大の見せ場が、借りてた1万円を返すっていう……

 

「観察映画」について思うのは(というかあらゆるドキュメンタリー映画がこの問題になんらかの形で直面するのだが)、カメラがそこに在る、在ってしまう、ということで、だから最後のあのシーンにしても、果たして当の本人は気づいてないのだろうか、とか考える。カメラが入ったことによって、より、そこにある「たくらみ」が意識化されるということはないのだろうか。もちろんそのために、膨大な時間を潜伏することになるのだろうけども。そのあたりはいずれ被写体となった人たちに聞いてみたい。

 

それとこれを観ていてやはりあらためて思うのは、青年団の戯曲と演技方法にとって、「あいづち」が重要なものであるということ。映画の中で、深田晃司監督が引き合いに出しているように、青年団は小津安二郎に似ていると言われることが多いけれども、それはこのあいづちがカットバックを想起させるからかもしれない。

 

このあいづちは、より精微なリアルさを求めた演劇(チェルフィッチュポツドール)を経由した今となっては、むしろわざとらしい作為的なものに見えるわけだけども、この、実はリアルではない、ということについて平田オリザがどのように考えているのか、何かで読んだり聞いたりしたことがないようにも思うので、いつか、機会があれば。

 

駒場東大前の床屋のシーンはとてつもなく印象的。あそこが『演劇1』『演劇2』を通していちばんぐっときたかも。

 

あとダメ出しされてて最後自信たっぷりに切り返すのがリクウズルームの佐々木透くんっていう……。

 

 

 

そのあとずっと外で仕事。野毛のモスバーガーなど。最終的にまたファミレスにしけこんでわりと遅くまで。

 

 

 

 

 

 

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