BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20130505 こどもの日

 

船に乗り遅れる夢を見た。かなりこれはキツかった。

 

やっぱりまだ基本的にはお酒は飲まないほうがいいのだと思う。朝は少しつらかった。それも、いわゆる二日酔いのようなものとは違う。が、それでも夕方にはだいぶ復活したので、自転車に乗って、ついこないだまでマームが公演を打っていた十六夜吉田町スタジオへ。劇団サンプルが、「サンプルクラブ」という観客との新しい試みを探る企画の一環として「DJ Matsui Night」をやるというので行ってみた。

 

冒頭の「ボヘミアン」からして歌謡曲の世界で、松井周と、その小学校時代からの盟友であるマッキーさんとが、かなり際どい(というかギリギリアウトな)シモネタトークを交えつつ、様々な曲(歌)をかけていく。サンプルメンバーの意外な一面も知れたりして、サンプルファン(?)にとっては貴重なイベントだったと思うし、こういう、半ばクローズドな(半ばオープンな)イベントもあっていいと思った。かなり笑った。

 

そのあとは、なんとなく残っていた人たちで打ち上げますかー、という流れになり、昨日行ったばかりではあるけれど、近いので「赤いとんがらし」へ再び。いろんな意味で盛り上がってしまった。そのクールダウンも兼ねて、とあるひとと、黄金町でけっこう遅くまで飲んだ。かなりいい話をしたと思う。厳しいひとだなとも思う。誰もがそう簡単に生き延びられるわけではないと身を以て知っているのだろう。確かに若い人たちを見ているとそのへん呑気だなとわたしも思うことがある。30歳をすぎるあたりで焦りはじめたりするし、そして、そうなってからではきっと遅いのだ。といってもそれは、年齢にリミットがある、ということではなく、どんな気構えをもって、一日一日を過ごしていくか、ということなんだと思う。……とにもかくにも愛の深いひとだなと思った。そしてそれは甘やかしや妥協とは程遠いところにあるのだろう。それにしてもなんだかんだでそこそこに長い付き合いにはなり、忌憚なくいろいろと話し合えるのはいいものだなと思った。かつては大喧嘩もしたことあるし。(ちなみにその時の喧嘩の種は、予想を遙かに超える最良の形で解消されたのだった)