BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

130329 時間、迷子、必然性

 

代官山でCINRAからの依頼の取材。とある方々の対談。すごくよいお話が聞けた。最近の自分のテーマのひとつは「時間」だが、そこに重要なサジェスチョンをいただいた。取材先でいろいろと世話をしてくださった方がとても素敵なひとだった。のち、吾妻橋ダンスクロッシング観劇。ここにはいろいろ思うところあったので観劇メモをいずれ書きたい。比べるものでもないけれど、危口統之たちと、青柳いづみ×飴屋法水が特に印象的だった。打ち上げで、ひさびさにHBの橋本くんと少し話せた。藤原さんの中でセーフとアウトの境目はどこなのか、と訊かれて、ふーむ、なるほど、ひとつには対象に対する「執着」かもしれないと思った。それと、かつてイーハトーボの店主に教えられた「必然性」の話とか。やはり自分がストレンジャーであるという一線を捨てることはできないと思う。他人に入っていくことはそう簡単にはできない。どういうスタンスで臨むのか、というその人の態度があるのなら、あとは覚悟の問題ではないだろうか。

 

京急でよしおさんと一緒にあれこれ話したりお互い本を好きに読んだりしながら帰る。横浜における自転車撤去の法則とか。「ひとりでやる時間があれば大丈夫」なのだと。最後に「ま、のんびりやりましょう」とよしおさんは言って黄金町で降りていった。

 

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