BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

20130321 電動自転車

 

ここに籠もっているとわかる、時がある、いろんな人の感情のさざ波のようなもの。それがやたらとざわめいている時は大抵よろしくない兆候だと思う(せいぜい躁鬱病的な狂騒のバリエーションかな、って思う)。そう思うのはそれなりに歳をとったせいかしら。でも経験に則して言うならば、ざわめいている時のそれはほとんど信用ならない。それでも(賑やかなほうがむしろ)人は寄ってくる。適当な賞賛やお追従を寄せる。だから間違う。勘違いする。だけど信用ならない。それが、時代の波(わずか1年とかの)に耐えられずに消えていくものだって知ってるから。そんなものは山ほどあるのだ。あったのだ。消えていく。そして、消えていったところで、別にその人たちにとっては痛くもかゆくもない。誰も責任をとらない。誰かがダメになったところで。代わりは幾らでもいるし。人間は阿呆みたいにセックスをしてどんどん再生産して代わりを生み出している。代用品を。あっぱれだと思う。でも無限じゃないんだよ。人を育てるのにどれくらいの慎重さと時間と労力がかかると思ってんだよ。

 

そういう馬鹿騒ぎと消費と代用品のサイクルにはできるだけ関わり合いになりたくないし、それくらいなら、まだ石碑を読んでいるほうがいいな。静かだし、ためになるから。

 

守れるところは守ろうと思うけど、もう、何かを守るために自分の力を使うことには嫌気がさした。つかれたよ。

 

8年くらい引きこもりたいってのは嘘ではない。

でも引きこもらないけど。やることあるし。

 

 

大岡川沿いも、けっこう桜が咲き始めた。今週末にはきっと満開だね。

 

いつもの店の人たちと、天の川の話とかした。あと、電動自転車vs横浜の坂、についてとか。電動自転車は、果たしてうちの家にいたる坂を登れるのかしら?(たぶん無理)バッテリーは2年くらいしか保たないらしい。まあどうでもいい話だ。どうでもいいけど、とはいえ、天の川の話をしてた時にはその景色が目に見えるようだった。満天の星空。流星群。「星が全部落っこちちゃうかと思った」。

 

よく見るおじいさんが84歳だと知ってびっくりした。その歳でこんな夜中に飲みに来るのか。あとまだ50年くらいは元気で生きなくちゃなと思った。

 

今日は時間の流れ方がずいぶんとゆっくりだった。

最近よく子どもに微笑みかけられる。