BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

物語について覚え書き

 

*移設:物語について覚え書き

 

ツイッターに衝動的に書いたけれども、やっぱりどうにもそぐわない感じが否めないので(面倒しか起こらなそうなので)、こちらのほうに移しておきます。それより仕事に集中しなくっちゃ……。以下。

 

 

ムムム。やはり、物語云々〜と言うからには、古今東西のありとあらゆる物語のパターンを(全てとは言わないにしても、相当な量)その身に叩き込むくらいの気概をもって接する必要があるのではないかしら?

 

もちろんわたしだって甘々だけど、とはいえ先人たちが紡いできた物語群へのリスペクトと初期衝動は裏切れない。いや、リスペクトがあるからこそ、父殺し、母殺しは遂行されうると思うんだ……

 

物語の構造やプロットを考察することは、例えば神話をとらえることにも通じる。物語は情報縮減装置であると同時に、別様の(それでしか伝えられない)コミュニケーションの伝承回路でもある。

 

それを忘れてしまうと、たとえどんなに饒舌であっても、結局は手先や、首から上だけこねくり回したものに成り下がってしまうのではないか?

 

せいぜいが、破綻した混乱の中に、たまに面白いセリフやシーンが垣間見える、というだけのものになってしまう。

 

とりあえず、首から下がエロティック(誘惑的)であってほしい。

 

 

【以下、とある方からの@への御返事】

思わせぶりでごめんなさい。ツイッターで批判の断面だけが流布していくのに抵抗があったので、固有名は伏せて、そこから端を発した一般論ということです。(場合によっては)一般論にもそれなりの意義があると思います。考えが進んだりするので。

 

ご本人には一部直接お伝えしたので、じゃあここに書かなくていいじゃん、とも思うんだけど、やっぱり別のリズムというかアドレナリンの出所のようなものがあるのだな……良くも悪くも……。そこが詰まってしまうと呼吸困難に陥るような種類の。