BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

6/10 自宅にて


*通り魔……

最近、家にいられるのなら自炊をしようと心がけている。ついでにいうと、肉を食べるのを極力控えてみよう、と思い立って実践しているのだが、外食すると、それが意外に難しいってことが分かる。入ってるんだよね。鶏肉とか。ちょいちょいと。まあ鶏肉なら宗教的問題にはあまり抵触しないんだろうけども。

 

今日は幾つかの外出を断念した。それは直ちに、不義理、という言葉を想像させもするけれど(我ながらもってまわった言い方ですね)、仕方ない……。「CoRich部隊芸術まつり!」の原稿を仕上げたり、必要なメールを書いたりしていたわけです。

 

大阪の心斎橋で通り魔が発生したらしい。このところ、通り魔と車の交通事故が多いような気がする。もちろん両者は、結びつくものではないんだけど(京都の事件は微妙だが……)、特に通り魔に関しては、やはりこの社会の中に鬱屈を抱えている人がいるのだ、と考えざるをえない。それはいつの時代だってそうといえばそうだけれども、やはり、問題は、今、現在なのである。それから未来のこと。

 

何がそこまで人を追い詰めてしまうのだろう。

それは意外に、物凄く特殊なことでもないのかもしれない。

 

こないだ飴屋法水さんがツイッターで、公園のベンチで3日間ドシャ降りの日も含めて佇んでいる男の話を書いていた。なんだかその人のことを思い出してしまった。この目で見たわけでもないのに。……しかしこの目で見ることのできるものなんてたかが知れている。自分の人生を振り返ってみても、もっとも辛いような時期は、誰からも見られないし聞かれないような状態にあった。世間から隠れてしまいたいと思っていた。時には救いの手を払いのけたりもしたものだ。とはいえ、結局は誰かに助けられて、こうしてのうのうと生きている。

 

もっと楽しい話もあるんだけど(ボードゲーム大会とか、大谷家のネコの話とか)、ついこんなことを書いてしまった。わたしは時々冗談で、まあこんなふうに生きてる感じのやつでも生き延びられるってことを証明したい、とか言ってるんだけれども、これは結構マジでもあって、なんかあまり端正でもなく、エリートでもなく(というかわりとドロップアウト組ですが)、適当に生きているような感じでも、なんとかやっていけるのさ、ということは示し続けたいと思っています。

 

明日は朝から横浜。でもスペインVSイタリア戦、観たいな。てゆうかまだ仕事が終わっていないのだった。そしてinstagramで写真を少しいじってみた。

 

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