BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

5/22 雑記

 

*遊びと予感

昨日は、ひとつ面白い依頼をお引き受けしたのだが、いっぽうで、とても有り難い仕事の話をお断りしてしまった。やむをえない理由があったとはいえ、普通ならそれ受けるよなあ、と考えると不思議な気持ちになる。出世しねえぞ、おめえ……。しかし今はどうにもそういうモード(星回り)みたい。しょうがない。

 

自分で言うのはおこがましいけれども、やっぱり近年のわたしは良くも悪くも「自分じゃないもの」のために仕事をしてきたのだと思う。もちろんそれが巡り巡って自分のためになるのだ、という計算が、直感としてまったく無かったと言えば嘘かもしれないけれども、やっぱり打算的ということではなく、興味関心の引き寄せられる方向がたまたま「自分じゃないもの」のほうだった。

 

そのことを全然後悔はしてないけれども、もっと自分自身のために時間や労力を割かなくてはいけないタイミングが今来てるなと感じる。そういうバイオリズムに突入してるんでしょう。

 

これは幾分かは「hb paper」のせいもある。劇評とかそれに準ずるものを書く時は、自分の外側にあるものの力を借りてそれを引き寄せるようにして書けばいいのだが、「hb paper」で要請されているのはそういうものではなく、もっと内的でプライベートなものだというふうにわたしは解釈しているので、それを書く。しかし結果としてそれは、長らく封印していたもののフタをちょっと開けてしまうことになるので、その小さな空気穴を開けてしまったがために、今何かが吹き出してきてる面もあるのだなあと思う。押し込めてた記憶がかなりフラッシュバックしてきて現実を乗っ取ろうと反乱を企てている。そして何だか、現実に、実際に、ヤバいものを引き寄せてもいる。チャンネルがひらいて、世界の裏側がいきなり見えてきたような感じ……。まあ今はだいぶタフになったので、そういうダークサイドの怖いものたちがやってきても、以前のように簡単にはやられはしない。むしろ人間の薄気味悪い感情やみっともなさのようなものに対する、愛情の芽生えすら感じる。

 

ところでこれまた直感でしかないけれども(しかしある程度は事実としてすでに露見しているところもあり)、今、自分を取り巻く様々な近しい人たちの思惑が(その多くは地球の自転や公転並みにわたしと関係なく動いているものだが)少し違う方向にシフトしつつあるように感じる。あるところに集まったり、バラバラになったり……。その変化がわたしにとって良いことなのか悪いことなのかはまだ分からない。おそらくどっちもあるんでしょう。でも、何か新しい世界がひらけてきてるように感じるのは確か。

 

ここ数年、わりとマジメに仕事をしてきたし(?)、これからもそれは続けるつもりですが(よろしくお願いします)、とはいえ、遊び的な要素が自分の中でもっともっと増えるだろうな、という予感。人生、大いに楽しんでやろう。

 

 

*迷子

今日は横浜に稽古見学に行く予定が、新宿で今まさに湘南新宿ラインに乗らんとしているところで連絡があって、中止、との知らせ。それで、はたと迷う。行き先を失って、ぽっかり宙に浮かんだ。ベルクを覗いたけど混んでたし、いつもの焼き鳥屋にも行く気にはならなかった。そんなにお酒飲みたくないな。帰って仕事しよう。そんで近所のスーパーで買い物して家で豚汁つくって食べたのだ。

 

日々が、ある意味ものすごい不条理な世界の真っ直中に置かれていて、毎日かなりエキセントリックに物事が進行しているのだが、その異常性のせいかしら、なんか今すごいある種の意欲というか情熱というか、が沸々と水面下で湧いてきてる気がする。やはりわたしは平凡さというものにどうしても馴染めないし、おそらくは憎んでさえいるのでしょう。そうして、わざわざ憎悪を燃やす必要もないので、自然とそこから離れていく。するとやはりワクワクするのだった。さようなら、とわたしは言い続けている。様々なものたちに、感謝と共に、さよならを告げている。さよなら、さよなら! するとまだわたしの知らない自由がそこにひらけてくるように感じられるのだった。ざわわ。。。

 

 

 

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