BricolaQ Blog (diary)

BricolaQ(http://bricolaq.com/)の日記 by 藤原ちから

3/28 正しさ!

 

*正しくなんていたくない

 

本当に忙しい……。どうしてしまったのだろうか。有り難いことだなと思います。ひところ、本当にニート同然で、まったく社会的に無価値で、存在意義を見出せなかったことを思えば(冗談抜きにいつも死にたいと思っていた)、ちょっとでも求められていて、しかもやりたいことを仕事にできている、ということは、とても有り難いことだなあ、と思う。

 

ただ、そうやって仕事人間になっていって、大事なものを失っているかもしれない、と考えると怖くなる。幸福を手放してはいないだろうか? 寛容さも失いがちだし、「まあいいよいいよ」と抱え込める余地はとても少なくなっている。きっと自分はだんだんワガママになっていって、人々の眉をひそめさせたりもするのだろう。そして後ろ指を……まあそれはきっと前々から指されているだろうから別にいいか(なんせ夜道に気をつけろと言われたくらいですから)。しかしごく素朴に問いかけてみるけど、果たして、いったい、幸せって何だろね?

 

いやんなっちまうな。

 

のらりくらりと、生きていこうと思います。正しさ、という観点からすれば、わたしは敗北です。

頑張ればきっとわたしにも、正しさを主張することはできるのだろうと思う。でも、今はそのことに、力や時間を注ぎたくはない。そこは負けてもいい。喧嘩したいのはそこじゃないのだ。肩の力とか、今は要らない。そんなんだったらむしろ、ゲシュタルト崩壊の海に沈みたい。

 

もう少ししたら英語で書くのを再開したいな。I have already got tired of speaking Japanese!

 

 

*彼女のすべてを見尽くすことはできない

 

今日「wonderland」にアップされた渡辺美帆子企画展『点にまつわるあらゆる線』の劇評、「彼女のすべてを見尽くすことはできない-展示空間を食い破る演劇のトリガー」。

http://www.wonderlands.jp/archives/20498/

 

さっそく作・演出の渡辺美帆子さんが応答をブログに書いてくださった。「帰り道」の話。

http://ameblo.jp/watanabemihoko/entry-11206422036.html

 

彼女とは、ご挨拶、くらいしかしたことなくて、一度うどんでも食べながら、ちゃんとお話ししてみたいと思っています。ちゃんと、じゃなくてもいいですけど。別府に1年住んでしまうらしいので、どうなるかな……。一度くらい遊びにいきたい。別府には捩子ぴじん氏もいるしな。

 

明後日から京都・大阪です。

 

 

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